会社の人との関係が希薄になっても、自分のせいではない

セミリタイア

経済的自由を目指している人は、会社の人との付き合い方としては、プライベートに干渉しない、仕事だけのドライな関係を続けるべきだと思います。

私は以前までは割とプライベートでも会社の同僚や先輩と仲良くしていたのですが、そこから何か生み出したかというと、特別何かあったということはありません。もちろん、仕事をしていくうえで多少やりやすくはなったと思いますが。

会社でどうなりたいかによって付き合い方を考えるべき

会社の人との付き合い方は、自分が会社でどうなりたいかによって変えるべきだと思います。

仲良くする/しない、どちらを選ぶにしろ、方針を決めておくべきだと思うのです。

会社で偉くなりたければ、会社の人とは仲良くしておいたほうがいいでしょう。

ですが、そうでない場合は、仲良くしないほうが得策だと思います。

要は、どっちつかずが一番良くないと思うのです。まさに入社したての私の状態ですね。

私は、現在の会社に入って10年目になりますが、最初のころは特に何も考えず同僚や先輩とプライベートでも仲良くしていました。

ですが、現在も仲良くしている人がいるかというと、そんなことはありません。

別に嫌われているとかでは(おそらく)なく、単純に仲が良いわけでも悪いわけでもない、といったところです。

私の職場は、常に忙しく、かつ技術系の職場なため、体育会系のノリはなく、積極的に飲み会が開催されることはありません。

社員旅行や会社ぐるみのイベントがあるわけでもないので、自然と社員間の仲は疎遠になります。

同僚や先輩、上司と仲を良くする必要があるのは、現在の会社で上を目指す人だけでよいと思います。

経済的自由を目指し始めてから、自分の考え方が入社当時と変わってしまったために、会社の人と自分の考え方が大きく違うということに気づかされる機会が多くなりました。

これは仕方のないことかと思います。

そして、人間、自分と考え方の違う人と一緒にいるのは、よほど気心の知れた昔からの友人でもない限り、ストレスが溜まってしまいます。

仕事でストレスが溜まるのに加えて、会社の人との関係でさらにストレスが溜まってしまうというのは避けたいものです。

私が大切にしたいのは自分の時間です。家庭を持っている方は家族との時間かもしれません。

そういった時間よりも会社の人との時間のほうが大切だ、という人に私はお目にかかったことがありません。

時間は大切にしないといけませんよね。

会社で人間関係が希薄になったとしても、自分が気にすることではない

社内での人間関係が円滑にいかない、という事態が起こった場合、それは私のせいでもなく、ましてや同僚や先輩や上司のせいでもありません。それは会社のせいだと私は思います。

会社は、経費削減、業務効率化、働き方改革の名のもとに、いろいろなものを削減してきます。私の会社でも、社員同士の絆を深めるようなイベント(例:社員旅行、運動会)はなく、社員が運動や休憩、コミュニケーションをとれるような福祉施設はどんどんなくなってきています。

つまり、会社が社員同士のコミュニケーションをとりにくくしているのだから、社員同士の親睦が深まらないのは当然の結果なのです。

働き方の多様化、個人の尊重といった時代背景もこれに拍車をかけています。

自分ひとりが何かコミュニケーションを頑張ったところで、環境が変わらない限り劇的な改善は望めないのではないでしょうか。

それならば、社内での閉じた人間関係などこんなもんだと割り切って、会社を辞めたあとにも役に立つ勉強をする時間を確保したり、新たなコミュニティへの参加や新たな人間関係を模索し、自らのアクションで環境を変える、というのが、現代においてより合理的な判断なのかと思います。

まとめ

会社の人とどう付き合うかは、自分がその会社でどうしたいかによって方針を明確にしておいたほうが良いと考えられます。

会社の人との人間関係が希薄になっていたとしても、自分が気にすることではありません。

ではまた!

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