コロナウィルスの話題でもちきりの今日この頃です。
私の会社でも、コロナウィルス感染防止の観点から、不要不急の外出や出張は一部を除き禁止するお達しが出ました。
みなさんも体調にはくれぐれもお気を付けください。不要不急の外出はやめておいたほうがいい、この考えにはもろ手を挙げて賛成です。
社畜という立場を再認識させられた
外出や出張は禁止、と言ってもそれはあくまで建前的なもの。必要とされる外出や出張は、その限りではありません。
そしてその「必要とされる」か否かの判断は、自分ではなく会社の上層部が行うわけですね。
私は以前から海外出張のローテーションメンバーに組み込まれているのですが、コロナウィルスの流行により、出張前に体温計測が必要だったり、海外に着いてもチェックがあるなど、海外出張に向けた制約が増えてきています。
ですが、上層部は、コロナウィルス流行中であっても、この出張ローテーションを必要だと判断したようで、「この状況でいかに海外主張のローテーションをうまく回していくかを考えろ」と部長&課長陣に指示を出したとのことです。
私は部長と課長がローテーションメンバーにその話をしたとき、寒気と嗚咽を禁じえませんでした。
単純に海外出張に行きたくないから、ではありません。
会社の上層部、および部長課長といった管理職クラスの人間の判断と、思考のなさ加減に吐き気をもよおしたのです。
考えてみてください。会社の首脳陣は、従業員がコロナウィルスにかからないように頑張るのではなく、いかに海外出張に行かせるかを頑張っているのです。
本来、コロナウィルスの感染リスクがないという判断がくだったうえで、従業員に出張させるかさせないかを考えるべきではないでしょうか。
順番がおかしいですよね?
さらに、私がもっとも吐き気をもよおしたのは、その指示を受けた部長、そこから課長と指示が降りてくる途中で、誰一人それに気づいたり、指示がおかしいのでは、と上梓する人がいないということです。
何も考えてないんですよね?そうですよね?
一事が万事。会社は私を殺すことをためらわない
今回はたまたま問題となっているのがコロナウィルスの流行、という事象なだけですが、これが他の何か健康や命にかかわることであっても、指示を出す人やその指示を部下に伝達する人は同じです。
当然、今回のコロナウィルスのケースと同じような判断になるでしょう。
また、そういったブッ飛んだ指示になんの疑問も感じず、何も考えず、ただ上司がそう言ったからというだけでそれをそのまま部下に実行させようとする組織。そういった人が課長や部長になれる組織。それ自体も問題なのではないでしょうか。
話が多少飛びますが、第二次世界大戦中、旧大日本帝国軍も、このような指示系統で神風特攻隊を戦地に送り込んだのだろうな…。という考えが頭をよぎりました。
日本人は、先の大戦から何も学んではいないのです。
この国民性の国で、組織に属するということは、そういうことなのです。そう考えると、なんだかとても納得がいったというか、腑に落ちる感じがしました。
そう、私が大日本帝国軍のいち兵卒であることが問題なのです。
戦時中と異なり、軍に属さないことを選択できるこの時代に、わざわざ軍に所属して命を差し出す理由があるでしょうか。
軍は私を殺そうとしているのです。軍を辞めることに後悔などあろうはずがありません。より早く辞めないと、生命が危ないのです。
まとめ
日本という国において社畜は末端の足軽。いつ殺されても不思議はないのです。
それでは!
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