「嫌われる勇気」を読んで、刺さった

本・読書

200万部以上売れているベストセラー本、「嫌われる勇気」を読みました。

以前から気になっていた本だったので、満を辞して、といったところですね。

この本はアドラー心理学を学んだ哲人と、哲人のもとに話を聞きに来た青年の対話形式で話が進みます。

普通に最初読むと、アドラー心理学はブッ飛んだ考え方にしか思えないです。世間一般の常識をひっくり返すような考え方が多く登場します。ですが、読み進めていくとそれらの考え方が納得のいく形での説明されていくのです。

有名どころばかりではありますが、刺さる名言を紹介します。これらが単体で登場しても、「はぁ?何言ってんだ?」となるような言葉ばかりですね…。

・トラウマは存在しない

「これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかについて何の影響もない」

・すべての悩みは対人関係

「個人だけで完結する悩み、いわゆる内面の悩みなどというものは存在しない」

・承認欲求を否定

「我々は他者の期待を満たすために生きているのではない。他者の期待など、満たす必要はない」

・他者の課題を切り捨てる

「あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」。それだけです。その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。」

「自由とは、他者から嫌われることである。」

・人はいま、この瞬間から幸せになることができる

「幸福とは、貢献感である。」

「ほんとうに貢献感がもてているのなら、他者からの承認はいらなくなります。わざわざ認めてもらうまでもなく、「私は誰かの役に立っている」と実感できているのですから。」

いや〜ブッ飛んだ名言が多いですね。本の中ではそれぞれについて哲人さんが解説してくれています。

なかでも個人的に一番刺さったのは「他者の課題を切り捨てる」ですかね~。「自由とは、他者から嫌われることである」って、なかなかそういう発想にはたどり着かないですよ。でも、そういわれると確かに、って納得してしまうんですよね。

続編の「幸せになる勇気」も購入しちゃいました。読むのが楽しみです。

それでは!

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