お国のいいカモにされていませんか？

我々サラリーマンは、普段から結構な額の税金を払っています。住民税、所得税、消費税、酒税、たばこ税、固定資産税、重量税…あげていくとキリがありませんね。

セミリタイアを目指す者としては、これらの税金で払う額は、より少ないに越したことはありません。

税金は儲かるモノに対してかけられる

とてもわかりやすいですが、税金は取れるところから取るというのが、国の基本スタンスになります。また、儲かるモノから税金を取る、というのが税金の基本です。

ですので、サラリーマンは格好の餌食となり、確実に儲かる「給料」から真っ先に税金が引かれています。住民税、所得税は、我々サラリーマンが給料全額を拝むこともできずに源泉徴収されてしまいますね。

税金は取れるところから取る、という性質上、これは仕方がないことです。

そして、取れるところから取るということは、お金が発生するところ、つまり儲かるところから取るということになります。

これが、税金は儲かるモノにかけられている、と言われるゆえんです。

そして、儲かるモノというのは大きく2つに分けられます。それが「ぜいたく品」と「本当に儲かるモノ」です。

セミリタイアを目指すには、「ぜいたく品」に払う税金を極限まで低くし、「本当に儲かるモノ」を多く手にしなければなりません。

「ぜいたく品」と「本当に儲かるモノ」の違いは以下ですね。それにかかる税金という形で表すとわかりやすいです。

・ぜいたく品

酒税、たばこ税、自動車税、重量税、ガソリン税、消費税

これらはとても分かりやすいと思います。いわゆる生活必需品ではない、嗜好品とよばれるものにかかる税金です。お国としては、必需品でない、楽しみのためにお金を払っているのだから、たくさん税金を取らせていただきます、というスタンスですね。

売る側が大きく儲かるモノに対してかかる税金です。

・本当に儲かるモノ

固定資産税、所得税、住民税

こちらは、資産を持つ人に対してかかる税金です。仕事をして得た給与であったり、不動産から得た賃貸料だったり、株式から得た配当には、これらの税金がかかります。

まず儲かる資産を持っているのだから、そこからある程度もっていきますよ、という税金です。この税金については、ある程度やむを得ないところがあると思います。

給与から支払われる所得税、住民税に関しては、ある程度自分でどうにかできるものではありません(副業/会社設立すれば操作できますが)ので、普通のサラリーマンはある程度あきらめるしかありません。

ふるさと納税したとしても、総支払い額が安くなることはありませんし。

ですが、ぜいたく品での税金の支払いは、最小限に抑えるべきです。

お酒好きで、たばこを吸う、車好き。これが最も損ですが、いますよね、こういう人。特に男性に多い感じがします。

最近は少なくなっていますが(この点においても若者は賢いと思います)、このようないわゆる昭和的な消費をする人は、お国のいいカモにされているといえます。

セミリタイアを目指すとなると、これらのぜいたく品で支払う税金は真っ先に削減すべきところなのではないでしょうか。

セミリタイアを目指す者としては(目指してなくてもそうですが)、お国のカモにされないように気を付けましょう。