こんにちは。サラリーマンをしながらセミリタイアを目指しています、ウィルフリーマンと申します。
先日、仕事で上司であるチームリーダーの先輩と話をした際に、その先輩から「ウィルフリーマン君も10年後までには私の立場で仕事することになるかもよ。」という話をされました。
その先輩は現在の業務におけるとりまとめ的な役割をされている方で、四方八方からの依頼やトラブルに対し、人や装置のリソースを割り当て、お客様に対して説明もする、広範囲にわたって仕事をしている、とても忙しい方です。毎日3~5時間残業は当たり前です。
期待してくれているのは嬉しいのですが…
上司や先輩から、5年後には…とか、10年後には…といった語り口で期待というか希望というか、コメントをもらうことはあります。そのたびに私はなんだか申し訳ない気持ちになるのです。
その場で上司や先輩に本音で回答することはありませんが、本音で言うのであれば、
「絶対に嫌です。」
となります。
そもそも、仕事を辞めてセミリタイアしようと計画している私は、10年後はおろか、5年後ですらもうこの会社にはいないでしょう。
今後、休職してそのまま退職するという流れも考えていますので、そうなると2年すら持ちません。
なので、そういった、この会社での将来の話をされると、これまで私を育成してくださった先輩には申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
そのような話を先輩がしているとき、私はおそらくなんともいえない微妙な表情をしていることでしょう。
ここではないどこかへと胸を焦がすよ
私は今の会社に新卒で入社して勤続10年になりますし、他の社員の方も多くが新卒からたたき上げでチームリーダー、係長、課長、部長になっていますので、そうなることを期待されているということは自分でもわかっています。
このまま真面目な会社員を続け、毎日夜遅くまで働き、休日やプライベートを犠牲にすれば、それらの役職に就くことも可能かもしれません。
ですが、私は分かってしまったのです、気づいてしまったのです、学んでしまったのです。このままサラリーマンを続けた先に自分の幸せというものが存在しないことに。
そうなると、私がやるべきことは、会社の業務にコミットすることではありません。
毎日残業し必要以上の業務をこなして昇進昇級を目指すのではなく、必要最低限の業務をこなしそれなりの給与を得る。そして自分の時間を確保してセミリタイアの準備をぬかりなくやること。そちらが本来やるべき正しいことなのです。
そういうわけで、上司先輩各位、ご期待に沿えずすみませんが、辞める時までどうぞよろしくお願いします。
それでは!
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